塗装について
塗装は大切
ネモファニチャーでは主に3種類の塗料を使用しています。 木の質感を楽しむなら素地仕上げが一番ですが、汚れやすく、木材自体の劣化も早めます。 塗装を施すことで出来るだけ良い状態で長くお使いいただけるようになります。塗料の選び方は 何を一番に考えるのか、また用途や条件によって、どれを選択するのが適当かが決まってきます。
ウレタンurethan
2液型ポリウレタン樹脂塗料。化学系塗料。F☆☆☆☆。艶あり、半艶、艶消しなどの艶調整ができる。塗膜がある。撥水性もあり、汚れにも強い。薬品、シンナーにも短時間なら耐えられる。固く絞った水拭きができる。ニスやラッカーに比べて若干傷も付きにくいが、付くと白く残る(塗膜を有する物はほとんどがそうである)。塗膜はプラスチック感がでるので、木質感には乏しい。メンテナンスはほぼフリー。リペアは非常に困難。上塗りである程度リフレッシュすることは可能。木質感を優先させたい場合、薄い仕上げも可能だが、塗装性能は低下する。木質優先だがオイルのメンテナンスが面倒ならば、これも一つの選択肢になる。必要なら着色もできる。(着色した塗膜のリペアは不可)
ラッカーlacquer
ニトロセルロースラッカー樹脂塗料。化学系塗料。F☆☆☆☆。艶あり、半艶、艶消しなどの艶調整ができる。塗膜がある。撥水性もあり、汚れにもある程度強いが、薬品やシンナーには弱く、除光液などにより塗膜が溶けはがれてしまうし、長時間油や調味料が付着していると、艶焼けしてしまうこともある。高熱にも弱い。しかし、塗膜には独特の温度感があり、ウレタンよりも天然素材感はある。また、シンナーで再溶解してしまう特性が、リペアの際には都合がよく、塗膜を落としてから、修復、再塗装することができる。メンテナンスはほぼフリー。固く絞った水拭きもできる。オイルのように定期的なメンテナンスはできないが、長い目で見て、リペアしながら使うなら、ラッカーも一つの選択。
オイルoil
天然樹脂系オイルまたはワックス。安全性は高い。浸透性なので表面の木質感は残せる。汚れに関してはそれほど強くない。しかし、メンテナンスをしていれば、良い状態を維持できるし、リペアも容易に出来る。半艶か艶消し。磨きこむことで艶を増すことは可能。水拭きは出来れば避ける。しかし、浸透性でありながら、表面に少しの塗膜を形成して、撥水性能や、耐汚染性能を向上させたオイルもある。汚れや傷には多少耐えるが、強い汚れや傷にはダメージも大きい。テーブルやチェアー等は、メンテナンスしやすいが、キャビネットなどは、メンテナンスもリペアも簡単ではない。着色はしない方がメンテナンスとリペアは楽に行える。


